2022年1月22日土曜日

生兵法

 どうも皆様こんにちは、こんばんは。土曜日担当ザキでございます。

地震寒波に感染拡大、と一月から大変な月になってしまいましたが、皆様大丈夫ですか?

どうか平和に過ごせているといいのですが……。


本日女性が護身術をやるなんてと男から言われて云々、みたいな話がTwitterで流れてきて……いや自由にやればいいやんと思った次第ですが。

どんな目的であれ武術や格闘技は好きなように習っていいんでしょうけど、こういうのをやるうえで老若男女関係なく、生兵法は怪我の元、ということわざを肝に銘じるべきだと思います。


殺陣をやる延長戦で武術や格闘技、護身術の動きも訓練することがあります。

もちろん自分もいくつか実際に動き方を知っています。が、じゃあ有事の際にそれが使えるかと言われると、まっっっったく使えないでしょう。

中途半端に技を覚えてもそれをいざ生活の中で使えるレベルす。にまで仕上げるには、それこそとんでもない量の訓練を積む必要があるわけです。


まずもって護身術なんてものを使う状況は基本的に崩されている、つまり不意打ちや奇襲を食らった状況からスタートします。

自分の身に何か危機が起こると、基本的に人間はパニックになります。緊張したり周りの状況を把握しようとしたりして動けなくなります。

痴漢被害もそうで生理的嫌悪や恐怖が働いて同じようにパニックに陥り固まってしまうんですよね。


更に面倒なのはその後ですよ……。

仮に攻撃に成功してその場は逃れても後から逆恨みされないか?万が一相手に大怪我を負わせてしまった場合法律は守ってくれるのか?

相手が悪いんだ!って言葉は通用しないです。加害者は加害者の倫理で動いているから、こっちがもう大丈夫なんて思っていても向こうはどうか分からないんですから。


その場その場だけでなく、自分の日常を丸ごと守るって考えると色々な方が言っている言葉の重みが感じられるんじゃないでしょうか。

まぁここ最近は自分もまともに身体訓練をしていないので人のことこれっぽっちも言えないけどね!


それでは皆様また来週に!あー、嫌だけど筋トレしよ……!

0 件のコメント:

コメントを投稿